iPad を導入する上で常にネックになるのは Office 文章が使えないという点です。ユーザーは沢山の Office で作られたコンテンツを持っていますが、それがうまく再利用できないという点はとてもストレスでした。
本国で2014年3月には Microsoft が iPad 向けの Excel , PowerPoint , Word 発表し、Microsoft社の株価は連日ストップ高、瞬く間に Office for iPad のダウンロード回数は 2,700万回を超えました。操作もタッチに最適化され、OneDrive とシームレスに連携が取れる Office アプリはユーザビリティも大変素晴らしいものに仕上がっています。Microsoftのサトヤ・ナデラCEOは、就任早々にこの発表をするとともに、開発者向けのカンファレンスなどでは積極的に自らiPhoneやiPadを使い、 Surface への執着でおや?と思わせたユーザーの曇りを上手く取り除いたようです。
このように日本でも待ち望まれている iPad 版 Office ですが、遠からず国内でも使えるようになるかもしれません。
もし、iPadで Office が使えるようになると何が起きるでしょうか?
複雑なフォームや、マクロを使ったドキュメントは扱えませんが、それでも多くのユーザーが救われるのは確かでしょう。報告書、見積書、提案書、色んな資産が有効に使えシェアできるようになるでしょう。Google社の Google apps 優勢と思われていグループウェア環境は、Microsoft社の Office365 優勢に変わるかもしれません。
何にしても早くその日が訪れることを願って止みません :-)