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iOS14.5 はマスクしたままロック解除できるが Face ID は解除できない

4/28/2021

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iOS 14.5 はマスクしたままロック解除できるが Face ID は解除できない

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なんのこっちゃら??と思われる方もいらっしゃると思いますが、Mac コンピュータを Apple Watch でロック解除している方なら、ああそうだよねと唸ってしまうことに、iPhoneのロック解除はマスクしたままできますが、全ての Face ID が対象ではありません。以下の公式サイト案内にも末尾に記載があります。
  • Apple Watch でのロック解除は、Apple Watch を手首に着けてそのロックを解除していて、iPhone が近くにある場合に機能します。この機能は、Face ID での顔認証は行いません。
  • Apple Watch でロック解除した場合、iPhone のロックが解除されるだけです。Apple Pay、キーチェーンに保存されているパスワード、パスワードで保護されている App を使う際の本人確認は行いません。マスク着用時も引き続きこれらの機能を使えますが、その際は iPhone のパスコードを入力するか、Apple Watch で Apple Pay を使ってください。

​◆マスク着用時に Apple Watch で iPhone のロックを解除する(Apple 公式案内)
https://support.apple.com/ja-jp/HT212208

 これは Mac コンピュータのロック解除(起動直後はパスワードが必要で、それ以降の画面ロックは Apple Watch で解除可能)は出来ても、それ以外の Gatekeeper の許可認証や、キーチェーンアクセス時の認証やら、Apple Pay の利用時などはパスワードや指紋認証を求められるという仕様に起因しています。

Apple Watch を盗まれたら危険なのか?

どこかの記事で誰かが、Apple Watch が盗まれたら危険という話しが書いてありましたが、小生はあまり危険とは思っていません。その理由含めて、本当に危険なのか以下の前提として考えてみたいと思います。
  • Apple Watch とiPhoneを両方とも盗まれる
    • このシチュエーションがそもそも考えにくいですが、まぁ寝てる間に両方盗まれることが無いとは言えませんね。
    • 盗んだ人が 盗んだ Apple Watch を身につけて、盗んだ iPhoneのロック解除ができるかと言うと出来ません。
    • まずは Apple Watch のパスコードロックを解除しないと機能しないからです。
  • Apple Watch のパスコードを突破する
    • Apple Watch のパスコードは iPhone ほど複雑にしている人はいないと思いますが以下のような対策が施されています。
    • この時点で Apple Watch のパスコード試行回数 10 回を過ぎると Apple Watch は使用できない状態に陥りiPhoneとの再ペアリングが必要になります。なので盗んだ人はまず Apple Watch のパスコードを突破する必要があります。Apple Watch も同じようにブルートフォースアタック対策が施されているので、6回目間違えると1分、7回目で5分、8回目で15分、9回目以降は1時間の入力遅延が入り、11回目で使用不可に陥りますので、ここを突破するだけでも結構ハードルが結構高いですね。
  •  Apple Watch のパスコードを突破されたらどんなリスクがあるのか?
    • 対象となるiPhoneがデバイスに起動・再起動直後や、SOS 発動直後の場合は、iPhone側で一度パスコードでロック解除しないといけません。
    • 上記に当てはまらなくて、無事にiPhoneのロック解除できてしまいました。どんなリスクがあるでしょうか?
      • いろんなアプリを起動・使用される恐れ。写真やその他プライバシーに関連する情報を盗み見られる可能性。(App にパスワードロックや、Face ID 認証設定されている場合は、Apple Watch で解除することはできません)
        • 重要なアプリは起動ロックをかけたり、メモに Apple ID のパスワードを入れたり、その他アカウント情報をメモしたり、クレジットカード情報を書いたりするのは止めましょう。もしメモに入れてる場合は、そのメモに鍵をかけておくことを忘れずに。
      • ​メールやSNSを利用して個人になりすまして詐欺など働かられる可能性があります。
      • Apple Pay は利用できません。(iPhoneのパスコードが必要)
      • パスワードやクレジットカード情報の自動入力も iPhoneのパスコードが必要なので利用できません。(キーチェーン)
      • デバイスのロック解除パスコードの変更もできません。
      • Apple ID に関連したiPhoneを探すをオフにするなどもできません。(Apple ID 認証が必要)
  • 仕方ないので両方とも初期化して自分のデバイスにしようとする
    • 盗んだ人は iPhone のパスワードも、Apple Watch のパスワードも分からないので、仮に分かったとしても、Apple ID でサインインされておりデバイスを探す設定がされていれば、アクティベーションロックがかかり、それをオフにするためにも Apple ID とパスワードが必要となります。

デバイスのパスコードが最重要な護るための鍵となる

以上のことからも分かるとおり、デバイスのパスコードというのは最低でも6桁〜8桁は設定しておくべきです。(Apple Watch であっても)今ではスマートフォンは単なる電話機ではなく、財布でもあり、個人を証明するための証書にもなり得る重要なデバイスです。

デバイスのロックを解除されるとあらゆる情報が閲覧可能になり、個人の真正性さえ揺るいでしまいまう時代ですので、以下の点に注意してデバイスをお使いください。
  • ​パスコードは可能であれば英数混在の8桁以上(数字だけでも最低6桁〜8桁)
  • クレジットカード情報、アカウント情報などメモに書かない(書いても鍵をかける)
  • Apple ID を設定し、デバイスを探す設定を必ずしておく(アクティベーションロック)
当社の「iOS デバイス導入支援サービス」についての詳細はこちらをご覧ください。
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iOS14.5 , iPadOS14.5 , watchOS7.4 , tvOS14.5 , macOS 11.3  リリース!

4/27/2021

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iOS14.5 , iPadOS14.5 , watchOS7.4 , tvOS14.5 , macOS 11.3 リリース!

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予告通り iOS14.5 でマスクしたままロック解除できるようになりましたね。かなりトリッキーではありますが、Mac ユーザにとっては既に慣れていた Apple Watch でロック解除するの iPhone 版てところですね。Mac ユーザにとっては Mac のロック解除を Apple Wath が Taptik の振動と共に解除とお知らせしてくれるのはもう慣れっこと思いますが、まさにそれの iPhone 版です。
iPhone 設定>Face ID とパスコードに、以下の画像のようなスイッチが追加されています。
​
もう後はスターバックスさんがマスクしたままコーヒー飲めるようにしてくれたら外でマスク外すことはほぼ無くなると思うのですが・・・w


今回のアップデートに含まれるセキュリティアップデートには1件の、Apple がエクスプロイトを確認している脆弱性への対応が含まれていますので、アップデートは早めにお願いしますね!

さてさて冗談はさておいて、リリース情報です。
  • iOS 14.5 と iPadOS 14.5 が iPhone 6s以降, iPad Pro (全モデル), iPad Air 2 以降, iPad 第5世代以降, iPad mini 4 以降 , iPod touch (第7世代) 対象にリリース。
  • macOS BigSur 11.3 は 2013中期以降の Mac コンピュータ(詳しくはこちらを参照ください)
  • セキュリティアップデートとして macOS Mojave 2021-003 , Catalina には 2021-002 がリリースされています。
  • watchOS 7.4 は Apple Watch シリーズ3以降を対象にリリース。
  • tvOS 14.5 は Apple TV 4K と Apple TV HD 対象にリリース。
  • Safari 14.1 が macOS Mojave と Catalina を対象にリリースされています。
  • iCloud for Windows 12.3 は Windows 10 で Microsoft Store 経由でのみリリースされています。
  • iTunes 12.11.3 は Windows 10 以降対象にリリースされています。
  • XCode 12.5 は、macOS BigSur 11 以降を対象にリリースされています。

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iOS14.5 リリース情報

Apple WatchでiPhoneをロック解除
  • マスクを着けたままFace IDで認証するときに、Apple Watch Series 3以降を使用してiPhone X以降のロックを解除する機能

AirTagと“探す”
  • “探す” Appで、鍵、財布、かばんなどの大切な持ち物の所在場所を、非公開で安全に確認したり探したりできるAirTagに対応
  • “正確な場所を見つける”機能により、iPhone 11およびiPhone 12モデルに搭載されているU1チップの超広帯域無線(UWB)を使用して、視覚的、聴覚的、および触覚的なフィードバックでAirTagの近くに誘導可能
  • AirTagでは内蔵スピーカーでサウンドを再生して場所の特定が可能
  • 何億ものデバイスからなる“探す”ネットワークにより、AirTagが近くにない場合でも、AirTagの探索をサポート
  • “紛失モード”では、ほかの人がAirTagを見つけたときに通知を送信することや、連絡先の電話番号を入力しておくことが可能

絵文字
  • キスしているカップルの絵文字とカップルとハートの絵文字のすべてのバリエーションで、個別に別々のスキントーンに対応
  • 新しい顔の絵文字、ハートの絵文字、髭を生やした女性の絵文字を追加

Siri
  • AirPodsまたは互換性のあるBeatsヘッドフォンを装着しているときに、Siriが通話の発信者名を読み上げて着信を通知し、ハンズフリーで応答可能
  • Siriに頼んで連絡先のリストや“メッセージ”のグループ名に対してのグループFaceTime通話に対応
  • Siriに頼んで緊急連絡先に発信可能

プライバシー
  • Appのトラッキングの透明性により、広告やデータブローカーと共有する目的で他社のAppおよびWebサイトを横断してアクティビティがトラッキングされる場合、どのAppに対してトラッキングを許可するかを選択可能

Apple Music
  • お気に入りの歌詞を“メッセージ”やFacebook、Instagramのストーリーズで共有したり、サブスクリプションの登録者は“メッセージ”のチャット内で歌詞のスニペットを再生することが可能
  • 世界の100を超える各都市で人気のあるミュージックを紹介する都市別ランキング

Podcast
  • Podcastの番組のページを、より簡単に視聴できるように再設計
  • エピソードを保存およびダウンロードするオプションにより、自動的にエピソードをライブラリに追加して、素早くアクセスすることが可能
  • ダウンロードの動作および通知の設定は、番組ごとにカスタマイズ可能
  • 新しい番組を見つけるときに役立つ“検索”のランキングと人気のカテゴリ

5Gの改善
  • デュアルSIMへの対応により、iPhone 12モデルでモバイルデータ通信の回線を利用する際に5Gでの接続が可能
  • スマート・データ・モードの改善により、5Gネットワーク向けに利用環境が最適化されることで、iPhone 12モデルでのバッテリー駆動時間を延ばし、データ使用量を削減
  • iPhone 12モデルでサポートされている通信事業者の5G国際ローミングを利用可能

マップ
  • Siriに頼むか、または画面下部の経路カードをタップしてから“到着予定を共有”をタップすることで、車での移動に加えて、自転車や徒歩での到着予定時刻を共有可能

リマインダー
  • タイトル、優先順位、期限、または作成日でリマインダーの並べ替えが可能
  • リマインダーリストをプリントするオプションを追加

翻訳
  • 再生ボタンを長押しして、翻訳の再生速度を調整可能

ゲーム
  • XboxシリーズX | SワイヤレスコントローラーまたはSony PS5 DualSense™ワイヤレスコントローラーに対応

CarPlay
  • 新しいSiriまたはキーボードコントロールを搭載したCarPlayを使用して、運転中にAppleマップで到着予定時刻を簡単に共有可能

このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
  • スレッドの下部にあるメッセージが特定の状況下でキーボードによって隠されてしまう場合がある問題
  • 削除したメッセージが引き続きSpotlight検索に表示される場合がある問題
  • “メッセージ”の一部のスレッドで、テキストの送信が継続的に失敗する場合がある問題
  • “メール”で、デバイスを再起動しないと一部のユーザの新着メッセージが読み込まれなかった問題
  • 着信拒否設定と着信IDのセクションが“電話”の設定に表示されない場合がある問題
  • SafariでiCloudタブが表示されない場合がある問題
  • iCloudキーチェーンをオフにすることができなくなっていた問題
  • Siriによって作成されたリマインダーが、意図せずに早朝に設定される可能性がある問題
  • バッテリーの状態報告システムによって、iPhone 11モデルの最大バッテリー容量とピークパフォーマンス性能を再調整し、一部のユーザにバッテリーの状態が不正確な推定値で報告されていた問題に対処(https://support.apple.com/HT212247)
  • iPhone 12モデルで、黒い背景のときに輝度を下げると表示されることがある薄暗い光を減らすように最適化
  • AirPodsの自動切り替えで、オーディオが誤ったデバイスに接続される問題
  • AirPodsの自動切り替えが通知されなかったり、通知が重複したりすることがある問題

セキュリティアップデート内容

  • 入力値の検証の問題で、物理的にデバイスにアクセスできる攻撃者がロック画面からメモにアクセスできる問題(Accessibility)
  • 証明書検証の問題で、ネットワークの特権的な位置にいる攻撃者が、ネットワークトラフィックを変更できる問題(App Store)
  • 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Apple NeuralEngine)
  • コード署名検証の問題で、悪意のあるアプリケーションがプライバシー設定をバイパスできる問題(AppleMobileFileIntegrity)
  • ロジックの問題で、ローカルユーザーが特権ファイルを作成または変更できる問題(Assets)
  • メモリ破壊の問題で、アプリケーションが制限されたメモリを読み取ることができる問題(Audio)
  • メモリ初期化の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、機密性の高いユーザー情報が開示される問題(CFNetwork)
  • 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、制限されたメモリが開示される問題(CoreAudio)
  • 悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、制限されたメモリが公開(CoreAudio)
  • 検証の問題で、悪意のあるアプリケーションが機密性の高いユーザー情報を漏えいできる問題(CoreFoundation)
  • ロジックの状態遷移の管理問題で、悪意を持って作成されたフォントを処理すると、プロセスメモリが開示される問題(CoreText)
  • ロジックの状態遷移の管理問題で、呼び出し中に通話をミュートしても、ミュートが有効にならない問題(FaceTime)
  • 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると、任意のコードが実行される(FontParser)
  • メモリ破壊の問題で、アプリケーションが昇格された特権を取得できる問題(Foundation)
  • 検証の問題で、悪意のあるアプリケーションがroot権限を取得できる問題(Foundation)
  • メモリ管理の問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネルメモリレイアウトを決定できる(GPU Drivers)
  • メモリチェックの問題で、悪意を持って作成されたサーバーメッセージを処理すると、ヒープが破損する問題(Heimdal)
  • メモリ競合の問題で、リモートの攻撃者がサービス拒否を引き起こす問題(Heimdal)
  • 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される問題(ImageIO)
  • メモリチェックの問題で、悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される(ImageIO)
  • 範囲外のメモリ書き込みの問題で、悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される(ImageIO)
  • 解放後メモリ管理の問題で、JavaScriptを実行している攻撃者は、任意のコードを実行できる問題(iTunes Store)
  • 範囲外のメモリ読み取りの問題で、ローカルユーザカーネルメモリの読み出しができてしまう問題(Kernel)
  • ロジックの状態遷移の管理問題で、アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Kernel)
  • メモリ初期化の問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネルメモリを開示できる問題(Kernel)
  • メモリーオーバーフローの問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Kernel)
  • コピーされたファイルに、期待されるファイル権限が設定されない問題(Kernel)
  • 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネルメモリを開示できる問題(Kernel)
  • メモリ競合の問題で、悪意のあるアプリケーションがroot権限を取得できる問題(libxpc)
  • メモリの二重解放問題で、悪意を持って作成されたファイルを処理するとヒープが破損する問題(libxslt)
  • ロジックの問題で、ーカルユーザーがファイルシステムの保護された部分を変更できる問題(MobileInstallation)
  • スクリーンショットのパスワード隠しの問題で、ユーザーのパスワードが画面に表示される問題(Password Manager)
  • ディレクトリパスの解析の問題で、ローカルユーザーがファイルシステムの保護された部分を変更できる問題(Preferences)
  • 入力値の検証問題で、ローカルユーザーが任意のファイルを書き込むことができる問題(Safari)
  • 権限管理の問題で、アプリケーションは制限されたファイルにアクセスするためのショートカットを許可する問題(Shortcuts)
  • ロジックの状態遷移の管理問題で、ローカルの攻撃者が特権を昇格できる(Tailspin)
  • 呼び出し終了ロジックの問題で、レガシーセルラーネットワークは通話の終了または拒否の時に自動応答してしまう問題(Telephony)
  • UI処理の問題で、ローカルユーザーがアプリスイッチャーに機密情報を表示できる問題(Wallet)
  • 入力値の検証問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、クロスサイトスクリプティング攻撃につながる問題(WebKit)
  • メモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題(WebKit)
  • ロジック問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティングが発生する問題(WebKit)
  • メモリ初期化の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、プロセスメモリが開示される問題(WebKit)
  • 解放後メモリ管理の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題(WebKit Storage) *Apple はエクスプロイトを認識しています
  • 解放後メモリ管理の問題で、リモートの攻撃者は、予期しないシステムの終了やカーネルメモリの破損を引き起こす問題(WebRTC)
当社の「iOS デバイス導入支援サービス」についての詳細はこちらをご覧ください。
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iOS 14.5 でマスクを外さなくてもデバイスロック解除できるようになる

4/21/2021

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iOS 14.5 でマスクを外さなくてもデバイスロック解除できるようになる

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故スティーブ・ジョブスが Apple の再建をかけて1999年に発表したカラフル且つスケルトン且つ丸みを帯びた斬新な形状の iMac が発表されてから、早くも13年が経とうとしている今、カラフル且つでかいiPadみたいな iMac が発表になって、おじさんは色んな意味で感無量であります。(M1 Mac の買い時が未だによく分かっておりません。。。)

閑話休題

​さてさて、遠からずリリースされる予定の iOS14.5 では、マスクを外さなくてもデバイスのロック解除ができるようになります。但し(はしご外しみたいで恐縮ですが)、「Apple Watch 持ってる人限定」という条件がつきます。もっと細かく言うと、以下の条件に合致した人のみがこの機能を使えるようになります。
  • ARM64X 以降のアーキテクチャCPU搭載の iPhone (早い話が iPhone X 以降の機種)
  • 上記デバイスとペアリングされている Apple Watch Series 3 以降の Apple Watch
  • 残念ながら iPadOS は対応予定は無いようです。(Apple Watch とペアリングしませんからね)

皆さんお待ちかねの AirTags にも探すアプリが対応となります。探す用のタグという商品はさして珍しくありませんが、AirTags は毎日1回探しても1年以上バッテリー保つってなかなか今まで無かった感じが流石 Apple というところでしょうか。(今までのは下手すると1週間もバッテリー保たなかったり、切れてるのが分からないなど難点だらけでしたが AirTags はバッテリー切れも教えてくれるし言うことなしです)

新しいサブスクリプションサービスとして Podcasts+ や News+ も開始になりそうです。(多方面の Apple サービスで利用規約更新が行われることでしょう)

App Tracking Transparency によって、サードパーティAppが(勿論 Apple 製も)ユーザトラッキングすることをユーザによって禁止できるようになります。

その他、バッテリーの保ちが更に良くなったり、5G 体験が更に素晴らしいものになったり、デュアルSIM搭載デバイスでのデータ通信でも5Gが使えるとか、あれやらこれやら盛り沢山の機能追加が待っていますよ!


上記変更をうけて MDM 側にも制限が追加になります

以下の2点が Restriction (機能制限)に追加予定です。
  • Apple Watch を使ったデバイスのロック解除を許可する
  • 音声入力処理をローカルデバイスで実行を強制
  • allowUnpairedExternalBootToRecovery が追加になります。(この機能なんのことやらよく分からないので、また判明した時点で記事を更新します。14.5 のデバイスにインストールしても無反応ですしね・・・消えるのかも)

また、Blacklist や Whitelist の単語を使わないポリシーに則って、forceWiFiWhitelisting キーは、forceWiFiToAllowedNetworksOnly に変更されます。(MDM によっては同じ設定項目が複数搭載される可能性もありますのでご注意ください)

というわけで AirTags は欲しいと感じた物忘れ激しくなりつつある小生ですが、来る iOS 14.5 に対応するMDM制限について書いてみました。ではまた!
​
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    ソフトブレーン・インテグレーション株式会社
    代表取締役
    柴崎忠生
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