ソフトウェアアップデートは管理者により管理されています

ソフトウェアアップデートは管理者によって管理されています

今日のお話しはタイトルに記載のメッセージでお悩みの管理者さん向けの話題です。

Apple の iOS アップデートは最大 90日間遅延できますが、これがうまく機能していないんじゃないか？という問題が起きています。

タイミング的に iOS15 が発表されて、iOS15 になる前に iOS 14に上げておこうと考えた管理者さんは皆さんこのメッセージで面食らいます。

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MDM から90日アップデート遅延を行っているのに iOS14.4.1 がインストールされない

以下の条件に当てはまる方が対象です。

• MDMから iOS/iPadOS デバイスのアップデート遅延を90日設定している
• 90日経過しので iOS14.4.1 をインストールさせたいのに、何故か「ソフトウェアアップデートは管理者によって管理されています」というメッセージが出て、インストールできない

原因と対応策

原因は Apple 公式に掲示されているこちらによります。

Apple公式■iOS 14.4.1 および iPadOS 14.4.1 はソフトウェア・アップデートの延期配信に非対応
https://support.apple.com/ja-jp/HT212322

危険な脆弱性が含まれたバージョンなので、次のバージョンをインストールしてくださいということですね。

そのため、次のバージョン iOS14.4.2 がリリースされたのは 2021-03-26 ですので、90日遅延を 75日にすることで iOS14.4.2 をインストールすることが可能となります。
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