Apple Watch はビジネスを変革させるのか?(1)
事前に申し上げておく利用者である私のプロフィールは、貴金属大嫌いで、結婚指輪もしないし、時計も大嫌いという人間である。そんな人間が Apple Watch をするとどうなるのか?それから Apple Watch は必ず iPhone が必要になるので、iPhone を持たない人には不要なものかも?(単体で使うって猛者がいるのかどうか・・・?)
とりあえず Apple Watch Sport を購入。一番安いと言っても、5万円弱と考えると、ビジネスユースでは少し腰が引ける値段である。一方製品を見ると酸化防止被膜アルミニウムのケースと、Ion-X ガラスで構成されたシンプルなデザイン。汗っかきの人が汗でダメになるんじゃないかと心配されていたが、IPX7 等級の耐水性があるとうたわれている Apple Watch は少々の水ぽちゃ(IPX7 なら水深1m に 30分!)には耐えられる作りのようである。
箱から出すところは割愛するが、セットアップは実に簡単。ペアリングする iPhone で Apple watch アプリを起動し、カメラでペアリング対象の Apple Watch の画面を写す。ペアリングが完了したら、利用規約に同意をして完了。ちょっと拍子抜けする簡単さである。そのあと、iPhone に入れられていて、Apple Watch 対応のアプリのインストールが自動的に行われる。
1st インプレッション:思ったよりも何ともない
なんか思ったよりも装着後も何もなくて、この何もなさはちょっと意外なことだった。もっと邪魔臭いとか、もっと不要な気がしたり、もっと便利だったり、と良いも悪いも驚くことがないというのが最初の印象なのだ。
Apple Watch はバイブレーションではなく、「接触」と言う伝達方法を持っている。腕に心地よい振動というか接触感である。誰かに腕をトントンって叩かれてるかのような錯覚を覚える。そしてメールや LINE などのサマリー的なものが読める。なんだったら返信もできる。今までスマフォでやっていた、時間を見るのと、メールを見るのはほぼこれで解決できるので、頻繁にスマフォを取り出して時間を確認したり、メールを確認する必要は事実上なくなった。
(続く)