iOS 11.4.1 , watchOS 4.3.2 等リリース
- iPhoneを探すで、最後に.AirPods をペアリングした位置を検索可能になりました。(元々出来てた筈が出来てなかった?)
- Exchange アカウントでメール、連絡先、メモの同期の信頼性を向上。
では恒例のセキュリティアップデート行きましょう。
iOS 11.4 からマネージドAppから連絡帳データ(非管理)にアクセスできない問題がiPhoneのビジネス利用に大きな問題を引き起こしてます。ビルトインAppが非管理なのはわかりますが、安易に非管理ソースから管理ソース、管理ソースから非管理ソースへのアクセスを許可すればいいという問題でもありません。マネジドAppから連絡帳へのアクセス、連絡帳データのマネジドAppへのバックアップができなければ、iPhoneを使ったFMC利用は将来的に頓挫しかねない大きな問題と感じています。iOS 11.4.1 で直ってるかなと淡い期待をしましたが、まだ直ってはいない模様です・・・
iOS 11.4.1 セキュリティアップデート
- Audioe の管理に存在していた問題で、Cookieが予期せずSafariに残ってしまう問題(CFNetwork)
- メモリ処理の問題で、特定の設定でemojiを処理するとサービス拒否におちいってしまう問題(emoji)
- 範囲外メモリのアクセス問題で、ローカルユーザが kernel メモリを読み取れてしまう問題(kernel)
- メモリ破壊の問題で、アプリケーションが昇格された特権を獲得できてしまう問題(libxpc)
- 範囲外メモリのアクセス問題で、悪意を持って作成されたアプリケーションが制限付きメモリを読み取れてしまう問題(libxpc)
- URL処理の問題で、悪意を持って作成されたサイトにアクセスするとアドレスバーのなりすましが発生してしまう問題(LinkPresentation)
- Audio エレメントからとりだされたSound データがクロスオリジンを引き起こす問題(WebKit)
- 競合状態の引き起こす問題で、悪意を持って作成されたWebサイトがサービス拒否を引き起こす問題(WebKit)
- URL処理の問題で、悪意を持って作成されたサイトにアクセスするとアドレスバーのなりすましが発生してしまう問題(WebKit)
- メモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると予期せずSafariがクラッシュする問題(WebKit)
- メモリ型判定の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される問題(WebKit)
- 複数のメモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される問題(WebKit)
- 複数のメモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると予期せずSafariがクラッシュする問題(WebKit)
- UI の矛盾の問題で、悪意を持って作成されたサイトにアクセスするとアドレスバーのなりすましが発生してしまう問題(WebKit)
- メモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたアプリケーションはサンドボックスから抜け出すことができてしまう問題(Wi-Fi)