- iBooks で Audio Book が扱えるように
- iMessage のバグが修正
- Apple Watch アプリ関連のバグの修正
- WiFi 関連のバグの修正
一方今回の iOS 8.4 では興味深いセキュリティ問題が対策されているので、そちらを紹介しようと思う。
1つ目は、プロビジョニン グプロファイルを使った悪意のある不正なアプリケーションインストールに関する不具合。正当なプロビジョニングプロファイルと不正なアプリケーションを再パッケージングした app を app store 経由ではなく野良Webサイトからアプリケーションのインストールが行えてしまうというもので、これと脱獄されたデバイスが1対になるとデバイスにバックドアを仕込まれるような危険がある。しかし、現実的にこれによるリスクはほぼ皆無で、脱獄されていなければサンドボックス化されたアプリケーション構造故にバックドアを仕込ま れることもなく、不審なプロビジョニングプロファイルのインストール時には必ずユーザー確認が求められるため、知らずに感染するということがほぼ起きえな いのでご安心されたし。(いろんな意味で脱獄はリスク高いのです)
もう1つは、メールのコンテンツに関する重大な不具合で、iOS と Mac OS X のメールに存在していたセキュリティ問題。これは悪意を持って巧妙に作り込まれた HTML コンテンツメールを受信すると、メーラーが HTML リフレッシュを誘発され、それと同時に悪意のあるサイトに誘導されてしまう危険があるというもの。
もし既に iOS 8 にアップデートされている方はなるべく早くアップデートしたほうが良いだろう。