iOS14.5 , iPadOS14.5 , watchOS7.4 , tvOS14.5 , macOS 11.3 リリース!
iPhone 設定>Face ID とパスコードに、以下の画像のようなスイッチが追加されています。
もう後はスターバックスさんがマスクしたままコーヒー飲めるようにしてくれたら外でマスク外すことはほぼ無くなると思うのですが・・・w
今回のアップデートに含まれるセキュリティアップデートには1件の、Apple がエクスプロイトを確認している脆弱性への対応が含まれていますので、アップデートは早めにお願いしますね!
さてさて冗談はさておいて、リリース情報です。
- iOS 14.5 と iPadOS 14.5 が iPhone 6s以降, iPad Pro (全モデル), iPad Air 2 以降, iPad 第5世代以降, iPad mini 4 以降 , iPod touch (第7世代) 対象にリリース。
- macOS BigSur 11.3 は 2013中期以降の Mac コンピュータ(詳しくはこちらを参照ください)
- セキュリティアップデートとして macOS Mojave 2021-003 , Catalina には 2021-002 がリリースされています。
- watchOS 7.4 は Apple Watch シリーズ3以降を対象にリリース。
- tvOS 14.5 は Apple TV 4K と Apple TV HD 対象にリリース。
- Safari 14.1 が macOS Mojave と Catalina を対象にリリースされています。
- iCloud for Windows 12.3 は Windows 10 で Microsoft Store 経由でのみリリースされています。
- iTunes 12.11.3 は Windows 10 以降対象にリリースされています。
- XCode 12.5 は、macOS BigSur 11 以降を対象にリリースされています。
iOS14.5 リリース情報
- マスクを着けたままFace IDで認証するときに、Apple Watch Series 3以降を使用してiPhone X以降のロックを解除する機能
AirTagと“探す”
- “探す” Appで、鍵、財布、かばんなどの大切な持ち物の所在場所を、非公開で安全に確認したり探したりできるAirTagに対応
- “正確な場所を見つける”機能により、iPhone 11およびiPhone 12モデルに搭載されているU1チップの超広帯域無線(UWB)を使用して、視覚的、聴覚的、および触覚的なフィードバックでAirTagの近くに誘導可能
- AirTagでは内蔵スピーカーでサウンドを再生して場所の特定が可能
- 何億ものデバイスからなる“探す”ネットワークにより、AirTagが近くにない場合でも、AirTagの探索をサポート
- “紛失モード”では、ほかの人がAirTagを見つけたときに通知を送信することや、連絡先の電話番号を入力しておくことが可能
絵文字
- キスしているカップルの絵文字とカップルとハートの絵文字のすべてのバリエーションで、個別に別々のスキントーンに対応
- 新しい顔の絵文字、ハートの絵文字、髭を生やした女性の絵文字を追加
Siri
- AirPodsまたは互換性のあるBeatsヘッドフォンを装着しているときに、Siriが通話の発信者名を読み上げて着信を通知し、ハンズフリーで応答可能
- Siriに頼んで連絡先のリストや“メッセージ”のグループ名に対してのグループFaceTime通話に対応
- Siriに頼んで緊急連絡先に発信可能
プライバシー
- Appのトラッキングの透明性により、広告やデータブローカーと共有する目的で他社のAppおよびWebサイトを横断してアクティビティがトラッキングされる場合、どのAppに対してトラッキングを許可するかを選択可能
Apple Music
- お気に入りの歌詞を“メッセージ”やFacebook、Instagramのストーリーズで共有したり、サブスクリプションの登録者は“メッセージ”のチャット内で歌詞のスニペットを再生することが可能
- 世界の100を超える各都市で人気のあるミュージックを紹介する都市別ランキング
Podcast
- Podcastの番組のページを、より簡単に視聴できるように再設計
- エピソードを保存およびダウンロードするオプションにより、自動的にエピソードをライブラリに追加して、素早くアクセスすることが可能
- ダウンロードの動作および通知の設定は、番組ごとにカスタマイズ可能
- 新しい番組を見つけるときに役立つ“検索”のランキングと人気のカテゴリ
5Gの改善
- デュアルSIMへの対応により、iPhone 12モデルでモバイルデータ通信の回線を利用する際に5Gでの接続が可能
- スマート・データ・モードの改善により、5Gネットワーク向けに利用環境が最適化されることで、iPhone 12モデルでのバッテリー駆動時間を延ばし、データ使用量を削減
- iPhone 12モデルでサポートされている通信事業者の5G国際ローミングを利用可能
マップ
- Siriに頼むか、または画面下部の経路カードをタップしてから“到着予定を共有”をタップすることで、車での移動に加えて、自転車や徒歩での到着予定時刻を共有可能
リマインダー
- タイトル、優先順位、期限、または作成日でリマインダーの並べ替えが可能
- リマインダーリストをプリントするオプションを追加
翻訳
- 再生ボタンを長押しして、翻訳の再生速度を調整可能
ゲーム
- XboxシリーズX | SワイヤレスコントローラーまたはSony PS5 DualSense™ワイヤレスコントローラーに対応
CarPlay
- 新しいSiriまたはキーボードコントロールを搭載したCarPlayを使用して、運転中にAppleマップで到着予定時刻を簡単に共有可能
このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
- スレッドの下部にあるメッセージが特定の状況下でキーボードによって隠されてしまう場合がある問題
- 削除したメッセージが引き続きSpotlight検索に表示される場合がある問題
- “メッセージ”の一部のスレッドで、テキストの送信が継続的に失敗する場合がある問題
- “メール”で、デバイスを再起動しないと一部のユーザの新着メッセージが読み込まれなかった問題
- 着信拒否設定と着信IDのセクションが“電話”の設定に表示されない場合がある問題
- SafariでiCloudタブが表示されない場合がある問題
- iCloudキーチェーンをオフにすることができなくなっていた問題
- Siriによって作成されたリマインダーが、意図せずに早朝に設定される可能性がある問題
- バッテリーの状態報告システムによって、iPhone 11モデルの最大バッテリー容量とピークパフォーマンス性能を再調整し、一部のユーザにバッテリーの状態が不正確な推定値で報告されていた問題に対処(https://support.apple.com/HT212247)
- iPhone 12モデルで、黒い背景のときに輝度を下げると表示されることがある薄暗い光を減らすように最適化
- AirPodsの自動切り替えで、オーディオが誤ったデバイスに接続される問題
- AirPodsの自動切り替えが通知されなかったり、通知が重複したりすることがある問題
セキュリティアップデート内容
- 入力値の検証の問題で、物理的にデバイスにアクセスできる攻撃者がロック画面からメモにアクセスできる問題(Accessibility)
- 証明書検証の問題で、ネットワークの特権的な位置にいる攻撃者が、ネットワークトラフィックを変更できる問題(App Store)
- 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Apple NeuralEngine)
- コード署名検証の問題で、悪意のあるアプリケーションがプライバシー設定をバイパスできる問題(AppleMobileFileIntegrity)
- ロジックの問題で、ローカルユーザーが特権ファイルを作成または変更できる問題(Assets)
- メモリ破壊の問題で、アプリケーションが制限されたメモリを読み取ることができる問題(Audio)
- メモリ初期化の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、機密性の高いユーザー情報が開示される問題(CFNetwork)
- 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、制限されたメモリが開示される問題(CoreAudio)
- 悪意を持って作成されたオーディオファイルを処理すると、制限されたメモリが公開(CoreAudio)
- 検証の問題で、悪意のあるアプリケーションが機密性の高いユーザー情報を漏えいできる問題(CoreFoundation)
- ロジックの状態遷移の管理問題で、悪意を持って作成されたフォントを処理すると、プロセスメモリが開示される問題(CoreText)
- ロジックの状態遷移の管理問題で、呼び出し中に通話をミュートしても、ミュートが有効にならない問題(FaceTime)
- 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると、任意のコードが実行される(FontParser)
- メモリ破壊の問題で、アプリケーションが昇格された特権を取得できる問題(Foundation)
- 検証の問題で、悪意のあるアプリケーションがroot権限を取得できる問題(Foundation)
- メモリ管理の問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネルメモリレイアウトを決定できる(GPU Drivers)
- メモリチェックの問題で、悪意を持って作成されたサーバーメッセージを処理すると、ヒープが破損する問題(Heimdal)
- メモリ競合の問題で、リモートの攻撃者がサービス拒否を引き起こす問題(Heimdal)
- 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される問題(ImageIO)
- メモリチェックの問題で、悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される(ImageIO)
- 範囲外のメモリ書き込みの問題で、悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される(ImageIO)
- 解放後メモリ管理の問題で、JavaScriptを実行している攻撃者は、任意のコードを実行できる問題(iTunes Store)
- 範囲外のメモリ読み取りの問題で、ローカルユーザカーネルメモリの読み出しができてしまう問題(Kernel)
- ロジックの状態遷移の管理問題で、アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Kernel)
- メモリ初期化の問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネルメモリを開示できる問題(Kernel)
- メモリーオーバーフローの問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Kernel)
- コピーされたファイルに、期待されるファイル権限が設定されない問題(Kernel)
- 範囲外のメモリ読み取りの問題で、悪意のあるアプリケーションがカーネルメモリを開示できる問題(Kernel)
- メモリ競合の問題で、悪意のあるアプリケーションがroot権限を取得できる問題(libxpc)
- メモリの二重解放問題で、悪意を持って作成されたファイルを処理するとヒープが破損する問題(libxslt)
- ロジックの問題で、ーカルユーザーがファイルシステムの保護された部分を変更できる問題(MobileInstallation)
- スクリーンショットのパスワード隠しの問題で、ユーザーのパスワードが画面に表示される問題(Password Manager)
- ディレクトリパスの解析の問題で、ローカルユーザーがファイルシステムの保護された部分を変更できる問題(Preferences)
- 入力値の検証問題で、ローカルユーザーが任意のファイルを書き込むことができる問題(Safari)
- 権限管理の問題で、アプリケーションは制限されたファイルにアクセスするためのショートカットを許可する問題(Shortcuts)
- ロジックの状態遷移の管理問題で、ローカルの攻撃者が特権を昇格できる(Tailspin)
- 呼び出し終了ロジックの問題で、レガシーセルラーネットワークは通話の終了または拒否の時に自動応答してしまう問題(Telephony)
- UI処理の問題で、ローカルユーザーがアプリスイッチャーに機密情報を表示できる問題(Wallet)
- 入力値の検証問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、クロスサイトスクリプティング攻撃につながる問題(WebKit)
- メモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題(WebKit)
- ロジック問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティングが発生する問題(WebKit)
- メモリ初期化の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、プロセスメモリが開示される問題(WebKit)
- 解放後メモリ管理の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題(WebKit Storage) *Apple はエクスプロイトを認識しています
- 解放後メモリ管理の問題で、リモートの攻撃者は、予期しないシステムの終了やカーネルメモリの破損を引き起こす問題(WebRTC)