iOS16 , iPadOS16 アップグレードがリリース、iOS 15.7 , iPadOS 15.7 の緊急セキュリティアップデートも公開
iOS15.7 , iPadOS15.7 の緊急セキュリティアップデート
本セキュリティアップデートですが、macOS Monterey 12.6 , 及び macOS Big Sur 11.7 も同時に公開されております。macOS の方も忘れずアップデートをお願いいたします。
- 入力値のチェックの問題で、アプリがプライバシー設定をバイパスできる問題(Contacts)
- メモリハンドリングの問題で、アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる問題(Kernel)
- メモリハンドリングの問題で、アプリがカーネル メモリを開示できる問題(Kernel)
- メモリ境界チェックの問題で、アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる(Kernel)*悪用実績あり
- 制限ロジックの問題で、地図アプリが機密の位置情報を読み取れる問題(Map)
- メモリ破壊の問題で、ユーザーが権限を昇格できる問題(MediaLibrary)
- 入力値のチェック問題で、悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーのなりすましにつながる問題(Safari)
- ステート管理ロジックの問題で、Web サイトが Safari Web 拡張機能を介してユーザーをトラッキングできる問題(SafariExtention)
- 制限ロジックの問題で、iOS デバイスに物理的にアクセスできる人物が、ロック画面から写真にアクセスできる問題(Shortcut)
- メモリバッファオーバーフローの問題で、悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題(WebKit)
- メモリ境界チェックの問題で、悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードが実行される問題(WebKit)
iOS 16 , iPadOS 16 で搭載された重要セキュリティ機能
メジャーバージョン、マイナーバージョンという概念とは別に、セキュリティアップデートが行えるようになります。これによって、再起動やWi-Fiを必須としたアップグレード、アップデートから。より迅速で、業務を止めずにセキュリティアップデートを行うことができるようになります。
iOS16 がインストールできるデバイスは、iPhone SE 第2世代、iPhone8 , iPhone X 以降のデバイスです。