iOS14.5.1 , iPadOS14.5.1 , watchOS7.4.1 , macOS 11.3.1 はバグ修正と重要なセキュリティアップデートが含まれる
大きめなアップデートに後にはすぐにマイナーアップデートが公開されるのも恒例になってきましたね。
バグ修正というようりも、Apple がエクスプロイトを確認した脆弱性2件の対応セキュリティアップデートが含まれています。(こっちがメインですかね)Apple は全てのユーザがアップデートを適用することを推奨しています。
- iOS14.5.1 , iPadOS14.5.1 は、iPhone 6s 以降, iPad Pro (全モデル), iPad Air 2 以降 , iPad 第5世代以降 , iPad mini 以降 , iPod touch 第7世代を対象にリリースされています。
- iOS 12.5.3 は、iPhone 5s, iPhone 6, iPhone 6 Plus, iPad Air, iPad mini 2, iPad mini 3,iPod touch 第6世代を対象にリリースされています。
- watchOS7.4.1 は、Apple Watch 第3世代以降を対象にリリースされています。
- macOS BigSur 11.3.1 は、MacBook 2015 以降、MacBook Air 2013 以降、MacBook Pro 2013 後期以降、Mac mini 2014 以降、iMac 2014 以降、iMac Pro 2017 以降、Mac Pro 2013 以降が対象となります。
前回書き忘れましたが、エンタープライズ機能では、2件の追加制限がとバグ修正が以下の通り含まれます。
- Apple Watch での iPhone 解除を許可する(機能制限項目の追加)
- ディクテーションをオンデバイスで処理することを強制(監視対象のみ)(機能制限項目の追加)
- CallKitフレームワークを使用するアプリは、内線電話に基づいて発信者情報を表示できるようになりました。(これ連絡帳アプリ作ってる会社にはかなりダメージありましたが修正されましたね)
- On-demand VPN スイッチが正しく無効にならない問題が修正。
- Excvhange アカウントのMDMプロファイルが削除された場合、アカウント情報を手動で削除可能になりました。
- Exchange アカウントでメモ同期が有効の場合に同期失敗していた問題が修正されました。
- Exchange の共有アカウントが IMAP で構成されている場合に認証失敗していた問題が修正されました。
- Webクリップ用のアイコンの問題が修正されました。
iOS14.5.1 , iPadOS14.5.1 リリース内容とセキュリティアップデート
セキュリティアップデートは WebKit に含まれる以下の2件の脆弱性が対応されています。2件とも Apple が実際のエクスプロイトを確認しています。早めのアップデートをお願いいたします。
- メモリ破壊の問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される問題(WebKit)
- 整数オーバーフローによる問題で、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される問題(WebKit)